今日は、長女とぶどう畑で荒皮剥きデート。楽しかった。
双子が生まれてから4ヶ月が経過し、気付いたら赤子がいることが当たり前の生活になっている。自分の心理の奥底まで5人家族であることが染み込んできたんだと思う。夜5人で並んで寝る時、自分の横にずらっと4つも並んだ同じような形の鼻先を見るたびに、子供達がいることが、家族がいることが自分の中で一番大事なことだと毎夜認識する。
相方が双子達を懐妊するまでは、長女一人を育てるのは、夫婦二人だったらどうにでもできると思っていた。自分と相方を取り巻く様々な現状や将来の夢をうまくバランスを取りながら生きていくことができると確信して、自分としてはワイルドな一歩を踏み出して牧丘に移住してきた。従来のバランスの取り方を続けられることができると思っていた。懐妊してからは、将来の経済面を懸念していたけど、まだまだこのままで大丈夫と思っていた。
新たな二人の家族はこの上なく愛らしく、そして重い。
その愛らしさは二人への思いだけでなく、長女や相方との絆をさらに深めた。
そしてその重さは、自分の周囲や自分自身の夢と現実のバランスの取り方まで揺り動かしてくることを実感している。決して不愉快でもなく、ただ変化しているということだ。
このバランスの取り方の変化は、すなわち価値観の変化だ。
なにが幸せなのか?ということにも影響を与え始めている。子供の安全と幸せがなにより大事になったのかな?少なくとも自分の中で、自分の夢と子供の幸せの比重は後者よりになったことは間違いない。暮らしに根付いたパーマカルチャー農園を仲間と共に自分達の手で創ることに比重をおいていたけど、今は子供達が思う存分甘えられて、健全に育てられる環境を作ることが大事だと思うようになった。たまに忘れてしまうけど、自分はもっと幸せになるためにここに来た。そのための手段が今の暮らしだ。価値観が変われば、暮らしぶりも変化しなければ、なんのために生きているのかわからなくなってしまう。
最近相方がはまっている歌。とてもいい歌だ。