牧丘にも春が来た。
山の木々が赤くなってきたな~と思っていたら、葡萄の木が大地から水を吸い上げ始めた。一昨日から剪定の跡から水が滴り落ちるようになった。菜の花も食卓に上がるようになってきた。虫もクモやハエなどいろんな種類が一斉に出てきた。晴れの日はとても暖かい。フキノトウが花開き、カンゾウが芽を出し始めた。春の始まりを挙げ連ねてもきりがない。
準備期間が終わって、エンジンがかかったような感じだ。ずっと外で働いている。ようやくブドウの木の形が作れるようになってきた。
雪や雨に邪魔されてなかなか仕上がらなかったビニールハウスの移築。棚の解体から始まってようやく稼動開始、夏野菜の種蒔きがスタートした。ちょいと遅いが、長い工程だったので結構感慨深い。
ハウスの中は日中結構温度が上がる。まだ夜は寒いので温床も仕込んだ。実は2月中にキノコも大量に仕込んだ。椎茸と平茸。山に原木を取りに行って菌を植えつけた。今はホダ木全体に菌を回すためにハウスの中で暖かくさせている。トマト、ナス、ピーマンに他にもいろいろ仕込んだ。今は新しいビニールハウスの中で毛布に包まれて夜を過ごしている。トマトと唐辛子はもう芽を出した。
今年は小さな種のものはセル蒔きをして、ポットに一度移植してから畑に定植することにした。セル蒔きが中心だけど現状で2500株分以上。でもマメ科とかウリ科なんかはポットの方が具合がいい。セルの幼苗もポットに移すから、ポットの土詰めを大量にやらねばならない。でも量を扱うにはとんでもなく便利な道具を敷地内で発見!スピードポッター。こいつは130個くらいのポット詰めをあっという間に終わらせることができる。よく考えられたシンプルな道具だ。
うまくいけば、唐辛子と加工用トマト、ズッキーニは売るほど出来上がるだろう。平茸と椎茸は来年になれば切らすことがない。
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