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2009/08/27

ラッキーストライク その後

落ち込み気味の日記が続くが、この2~3日間はひどかった。

左手の切り傷に包帯巻いて薄手のビニールの手袋の上に軍手をはめて農場で作業。たまねぎとにんにくを植えつける元ジャガ畑の周囲を草払機で雑草を刈った。

あちっ!急に火傷のような痛みを感じた。今度は右手の甲。タバコも吸ってないのに火種を落としたような痛み。草払機を放り出した。なんだと思って周囲を見ると、小さな蜂がぶんぶん目の前を飛び回っていた。

あいたー!蜂に刺された。当日そんなでもなかったけど、翌日から腫れはじめドラえもんのような丸い手になってしまった。右に蜂刺され。左に鎌の切り傷。かたや氷で冷やし、かたや包帯巻き。漫画みたいで自嘲気味。

とほほとはこのことだ。おかげでどうも気持ちがうまく動かない。今日はこれから切り傷の抜糸。イベントにはどうにか間に合いそうだ。

2009/08/22

ラッキーストライク でも痛い

一昨日、不運なケガに見舞われた。
大豆の救出のために雑草を刈っている最中に左手の薬指をザクッと切ってしまった。即病院いき。6針も縫うケガになってしまった・・・。昼飯後の午後2時くらい。棟梁たちが風呂の基礎作りの作業をしている最中に、今年の味噌は大豆くらいは自給せんとと意気込んで作業に入ったのもつかの間の事故。かなりへこんだ。ケガなんてこんなにつまらんことはない。

先月鎌の切れ味を望んで近くの鍛冶屋さんで購入したお気に入りの鎌。
切れ味を保つために使うたびに鎌を研ぐことを習慣つけようと気をつけていた矢先だった。先月藤野で受けた危険予知の講義では、被害者はいつも左手だということを教わった。薬指に包帯を巻きつけていて、常に上を向けていないと血流で痛む。傍からみればもろ反社会的。誰某かまわず薬指を立てていえる。春先に同じように包帯をつけた友人に突っ込みを入れまくったけど、まったく同じ状況が帰ってきた。しかも来週には太鼓のイベントを主催している・・。抜糸は開催日の前日。これじゃ叩けないよ~!

普段はそれほど活躍しているとは思わなかったけど、薬指を怪我すると思わぬような不便さを感じる。
顔を洗うとき、寝るときに手を置くとき、風呂に入るとき。料理するとき、運転するとき。握る力が弱くなるから農場でもあまり使い物にならない。タイピングもままならない・・。でもおかげでデスクワークを進めることができた。遅ればせながら秋冬の作付け計画と作業スケジュールを立てた。今年はたまねぎやにんにく、白菜、大根を相当な量を植えつけることになった。麦もこれから。風呂作りの作業も同時に走るから、忙しくて忘れがちな仕込みの仕事をきっちり進めたい。

とはいえ、デスクワークの時間を確保するために指を切ったとあっちゃ全く割りにあわない。ドジといわれつつも、起こったことに感謝すべきと言われても、痛みと不便さを感じている最中はあまり浮かばれない。

そうそう、ケガをしているときはお酒をのむと痛みが増すようだ。

2009/08/19

ようやく梅干


ようやく梅干の仕込みが終わった。

7月の始めに塩と漬け込んだ18キロの梅は、樽一杯に梅酢を上げていた。梅酢だけで8リットルはとれた。
レシピ本には3日干せとあるが、3日と連続して晴れがなく、牧丘では一日の中で必ず雨が降る日が続いていた。今回仕込んだ梅は直径3センチくらいの大梅。ちょっと長めに干した方がよさそう。
梅を一つ一つざるに並べて干す。最初の日は一日中外において夜露にあてる。2日目以降は朝、外に出して夕方縁側にしまう。最初は緑っぽかった梅も干されるにしたがって、梅干色に変わっていく。なかなか心地よい。

食べてみたらまだ塩気に過度があるけどかなりおいしい。年明けまで寝かせる。もっとおいしくなれ。

2009/08/13

巣作り


8畳一間でベッドを二つ並べて親子3人で寝泊りしている。冬には赤子が2人増えるので、5人ではさすがに8畳では手狭。隣の仏間8畳を使わせてもらうことになっているので躍起になって改装中だ。今月中に終わらせないと相方が動けなくなるので急ぎの連日作業を進めている。きっと渡り鳥達もこんな感じなのかな。

北東の日陰の一室。カビが好んで住む部屋だ。
いままでは引越し荷物を単に詰め込んだ倉庫だったが荷物を整理しつつ少しずつ進めてきた。あっちに動かしては片付け、こっちに動かしては片付け。ダンボールのテトリス。湿気と年季でぐずぐずになってしまった土壁が崩れ落ちてきたり作業はハプニング続きだ。土壁を修復し、珪藻土を塗りつつクローゼットやベッドとか他の家具を作っている。

娘が壁塗りを手伝ってくれる。なかなかの手つきだ。親子で作業はなかなか楽しい。

一方で棟梁を中心に風呂作りが進んでいる。
畑の世話はほどほどにしつつ、冬支度に汗をかく。乳幼児は温泉に入れないので自宅風呂は必須アイテムだ。部屋作りも風呂も、そのほかの作業も同時並行に進むのは共同生活のありがたいところ。もともと日本庭園っぽい庭だったらしい母屋の前の藪を伐採し、重機で地ならしして、水道を電気を引いている。最近の夏日和は作業の味方だ。

そうそう、冬に生まれる2人の雛は男の子と女の子らしい。さすが二卵性。

2009/08/12

どうやって食っていく?共同生活の経済バランスのとり方

この数日間とても地元で素敵な出会いもあり、来客も多かった。少なからず刺激を受ける。

最近の自分の中での話題。どうやって経済バランスを取っていくか。そろそろ来年の方向性を考えておかないと、土地のデザインが遅れ、仕込みの冬にしっかり準備ができないことになる。そうなれば来年の終わりにもバイト稼ぎを強いられる。それは避けたい。

今年の5~6月は目の前の梅で精一杯だった。8月に入って頼りにしていたナスやトマトが採れ始めた。うちで取れた野菜を朝市で売ったり、知り合いに箱買いをしてもらったりした。でも朝市ではカウンターに一杯は野菜を並べられるほどではないのが今の状態。質はともかく、量が圧倒的に足りない。野菜は単価が低い。量をださなゃ暮らしは厳しい。野菜で食っていくのは大変だ。それに地元では野菜を育てている人たちばっかりだ。家庭菜園で簡単に出来るものキューリ、なす、トマトはあまり買わない。珍しかったり難しい部類のものがよく売れる。隣の店のたまねぎは朝市の中でも一番早くに売り切れた。うちのズッキーニも少量ながら売り切れた。近所で育てていないものの方がいい。とはいえ、朝市は生活の柱にとしては考えるのは厳しいかも。消費者にとっての朝市は少しでも安く買うための場所。他の価格設定もスーパーよりちょっと安め。逆に生産者にとっては余ったものを安く売る場所。少なくとも山梨市の朝市はそう捉えたほうがいいみたいだ。遊びに来た都内に住む友達に聞いたらオーガニックのキュウリは朝市の倍の価格が付いているとのこと。驚きだ。品目も量も場所も大事な要素だなと思う。自分の力量もあるし、掛けられる時間もある、それなりに品目を絞って、量を出して適地で売ろう。ご近所で契約農家として野菜boxをやるには、自分の腕じゃ心もとない。

経済活動を考えるとき牧丘暮らし特有の状況がある。共同で同じ土地に住んでいることのいろんな側面が浮かび上がってくる。この土地に暮らすコストはみんなで分かち合う。自分は暮らすコストを下げるという意味で大きなメリットを受け取っている。今は、光熱費、賃貸費、水道、食費、香取線香とか共同で使用する雑貨、敷地の改修費用は共有。保険、ガソリン、車、年金、嗜好品、教育関係費などは個人の勘定になっている。逆にこの土地から生まれた収入は費用と同じようにみんなで分かち合うのは当然のことだ。ということは、その収入で最初に充足すべき費用は当然共有の費用。でも個人が負担する費用にももちろん現金が必要だ。自分のための現金を得る必要がある。

ここにジレンマが生じる。本当に悩ましい話だ。

貯金と支出のバランスによって、住み手それぞれによってタイムリミットは違うが、自分の場合、多分最大限持ち堪えて来年の秋まで。それまでに自分のために使える収入がなければ外に働きに行かなくてはならない。外で働くことということは、その分この敷地に投下できる時間が少なくなるということ。外の時間を最大限引き上げるということは、個人としての収入が増える分、共同生活の経済的メリットが相当相殺されてしまうこともあるだろうと思う。外で稼ぐ代わりに個人の費用のための円を手にする方法は、共有の支出分をすべて充足し、さらに個人に十分に分配できる収入をこの土地から得るしかない。友族と協力してできることは多いし、来年はまだ無理でも共有費はまかなうことは出来るかもしれない。共同で働くから個人としての余剰時間が生まれ、結果さらに豊かになれる。でも現実に少なからず個人支出は今月も来月もある。だから、ある程度外で稼がないと今の自分の暮らしが回らない。でもそもそもなるべく家にいたし、外での仕事は一人でやる仕事。だから、あまり手間のかかる仕事はしたくない。でも、手間と時間を掛けなけりゃ、それほど稼げない。

うーん・・。

自分がバランスを欠いて、自分が幸せじゃない状態であったなら、それは相方や子供達、他の友族の幸せにも影響する。自分だけが幸せになる方法はない。みんなが幸せになって初めて自分も幸せになれる。だからそのバランスのとり方が難しい。幸せには個人としても集団としても経済的な自立が深く関わっている。

さあ、来年は何をどの位どうやろうか。9月末くらいには方向を出したい。
目上の方2人から37歳の記念に言葉をいただいた。 

「あのね 頑張らなくてもいいからね。具体的に動くことだね(相田みつお)」
「ジェットコースターこそ人生の醍醐味」

多分そういうことなんだと思う。いずれにせよ楽しまねば。

相方のおなかがずいぶん大きくなって、寝る前にお腹に手をあてると動いているのがわかるようになった。赤子2人と娘が家にいる時、相方だけに子供を見てもらう時間は多くは作れない。赤子をおんぶしながら仕事が出来て安心して家族が食っていけるようにしたいと思う。労働力を売りに出すのは最後の最後の選択肢だ。

2009/08/06

久々!&イベント告知

梅雨がなかなか終わらないけど、ちゃんと生きてます。

同時にイベントの準備やら家具作りやらなんらやいろいろあって、
なかなか筆不精になってしまった。ということで、主催するイベント告知で~す。

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キャンプ大好き!太鼓大好き!お祭り大好き集まれ~!!
在豪のアフリカンドラム奏者"バーラバージョ"が、パーマカルチャリスト・アフリカンダンサー、デジャーデン・ゆかりと共に来日します!!夏の終わりにアフリカンな音楽やダンスを体で感じてみませんか?
日本のパワースポット・富士山で鳴り物鳴らして歌ったり踊ったり。繋がりあえるスピルチュアルな時間を一緒に楽しもう!
初心者さんも心配御無用。ぜひ友達・家族・恋人と共に遊びに来てください。
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地球と共に歌い踊り感謝を捧げる
バーラバージョ初来日ツアー with デジャーデン・ゆかり
2009年8月28日~30日 もちろん一部参加も大歓迎
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★開催日程・スケジュール
8月28日
13:00 受付
14:00 初心者用ジャンベワークショップ
16:00 経験者用ジャンベワークショップ
18:00 食事作り&食事
20:00 キャンプファイヤー&アフリカンセッション
8月29日
10:00 経験者用ジャンベワークショップ
12:00 食事作り&食事
14:00 初心者用ジャンベワークショップ
16:00 アフリカンダンスワークショップ
18:00 食事作り&食事
20:00 バーラバージョライブ&トーク 
終了後はセッション
8月30日
撤収&解散
★場所とアクセス
富士エコパークビレッジ http://www.fujieco.co.jp/
中央道・富士吉田インターから約30分。車でこられる方でカーシェアリングにご協力いただける方募集中です。
送迎が必要な方は河口湖駅まで送迎車を出します。(片道500円)
希望者はgreenlifelabo@cpost.plala.or.jp (みっちー)まで連絡ください。
★費用
参加費 1,500円
テント設営費 1000円/泊
食費 500円/1食 (1日2食・みんなで作って楽しもう^^)
中学生以下無料
★アフリカンリズムワークショップに参加する
【ジャンベワークショップ】
1回1時間30 分 2,500 円/ 人 経験者用W/S、初心者用W/Sの2種類があります。
ドラムWS へ参加の方は、ジャンベ等をご用意ください。貸し出しも可能です、1 台500 円
【アフリカンダンスワークショップ】
1回1時間30 分 2,500 円/ 人
★出店する
食べ物・ドリンク・物販なんでも出店大歓迎です。出店をご希望の方はお知らせください。
★泊まる
テント・寝袋など宿泊に必要なものはご持参ください。またテントのシェアリングにご協力いただける方は是非お知らせください。
別途費用がかかりますが、バンガローでの宿泊も可能です。ご希望の方はご連絡ください。

★踊る・楽しむ
ワークショップの後は、参加者とアーティストと一緒にキャンプファイヤーを囲んで一緒にセッション。
飲んで鳴らして歌って踊って!! 29日の夜はライブ。和太鼓とジャンベのコラボも!! わくわく企画です!
★ゆかりさんからのメッセージ
アフリカの風を、音楽とダンスそしてドラムを通じて皆さんの暮らしの中に運び、土着的かつスピリチュアルな彼らの文化のルーツを知ってもらいたいこと。日本を含む先進国の不公平不平等な分配と、搾取の犠牲となって苦しみ、今日も今この瞬間も飢餓や病気、犯罪や様々な負のスパイラルに巻き込まれ、亡くなっている人たち、子供達が、アフリカの地にはまだまだ大勢居ます。そんなアフリカの人々のために、私たちにできることは環境保護活動や経済的支援活動だけでなく、シンプルに彼らの存在を讃え、感謝の気持ちを踊りや音楽で一緒に表現すること、彼らの文化を知り、謳歌し、共に祝福することも、素晴らしい支援活動であることを、知って欲しいのです。でも、何よりも一番の趣旨は、みんなで、地球人として生きていること、ボーダレスに家族として繋がっていることを、今回はアフリカン音楽に乗りながら 一緒にエンジョイしましょう!!人生いろんなスパイスやカラーがあるほうが楽しいですから・・・ね!


★バーラバージョ  Profile
バーラバージョ ガーナ語で「共に歌い、共に踊ろう!」という意味
~音楽、歌、ダンスを通してアフリカの風をあなたへ~
2007年度、クィーンズランド・マルティカルチュラル・アチーバー賞受賞 ガーナ生まれのニ・アーマ、ケニア生まれのサム・オコスの二人は、アフリカ文化と音楽をこよなく愛すミュージシャンであり、シンガー及びダンサーである。
出身国はもとよりオーストラリア、台湾など国内外においてエネルギッシュかつ美しいメロディーを併せ持つパフォーマーとして知られている。演奏だけでなく、アフリカ文化と芸術の教授活動にも力を入れている。伝統リズムとモダンリズムを融合し、独自の情熱的でオーセンティックな音をクリエイトする彼らの演奏は、年齢を問わない幅広い層に受け入れられている。
オーストラリア・クイーンズランド州で今日最も活躍しているアフリカン・ドラム&ダンスユニットとして知られている。ブリスベンとサンシャインコーストでは毎週ダンスとドラムのワークショップを開催し、個人レッスンも受け付けている。オーストラリア国内の有名フェスティバル、政府やプライベートファンクションでの演奏は定期的に依頼され、公私立託児所、幼稚園、小学校にては何千人もの子供達が彼らの演奏に魅了されている。ニ・アーマとサム・オコスは2007年にCD「ススマ」をリリース。同年にはオー
ストラリアクィーンズランド政府より、クィーンズランド・マルティカルチュラル・アチーバ賞を受賞した。今回、日本人女性 デジャーデン・ゆかり も加入し、3人組ユニットとして日本各地をコンサート及びダンスとドラムのワークショップをして周る予定。

★デジャーデンゆかり Profire
3人の子育て真っ最中のお母さん、隠れダンサー。兵庫県出身、高校よりアメリカで過ごし、国際博覧会や万博など イベント業界に
てバブル時代は地球を渡り鳥生活。阪神大震災で被災、出産と 人生の転機が訪れ その後家族と共にオーストラリアへ移住。現在は自給自然暮らしを謳歌しながら、ホリスティックライフ体験民宿「ささやく樹」を運営。自然食醗酵食の料理教室を自宅で開催ほか、豪国のクイーンズランド州東洋医学大学でマクロビオティックを指導。コミュニティーデザイン・ファシリテーター、パーマカルチャー・デザイナー、認定講師として国内外で活躍。共著に 「個人のライフスタイルとコミュニティーの自立」 東洋企画

★問合せ・申し込み
〒404-0004 山梨県山梨市牧丘町西保下2471
岡田道夫(みっちー)&のぞみ(のぞーる)
携帯 080-6536-1317
メール 
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