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2009/01/30

パラダイムシフトと原人生活

まだ引っ越していないけど、
5日ほど過ごしてなんとなく感覚がついた感じ。
とはいってもまだ非日常と日常の狭間かな?
中途半端な感じだけど十分楽しんできた。

今の牧丘の生活は、すごく寒い。
炭、豆炭、ストーブ、灯油ランプ。そして野焼き。
食事を作るために火を起こす
夜は暖をとるため。熱効率がとても悪い
炭焼きは結構早めにやったほうが良いかも。
ストーブも早く欲しい

ガスはまだカセットコンロしかないから、あまり使わない。
それと、あまり寒くなるとカセットコンロの圧が下がってしまって、きちんと火が出ない。

夜外の温度計

今日会社で正式にサインをした。
機密保持とか、退職金の扱いとか諸々の取り決めを記してある。
満面の笑みで気持ちよくペンを走らせてみた。

土地建物の契約が済んだとたん、このタイミングでリストラとは・・
いろんな人に言われるが、とても運がいいと思う
でも、サインをした直後不安にかられる

本当に大丈夫だろうか?
娘もまだ食べ盛りすら迎えていない。
お金に関する不安だった。
間を持たずに働こうかな?

仕事の途中だったが、車の助手席で1時間くらい寡黙になった。
失業保険を支給されている間は・・・と考え始めると人生踏み間違える。

あははは
ハマッた(笑)

だから、大丈夫だって
心に耳を澄まして生きれば、
必要なものは必要なときに恵まれる
安心して好きなことしよう

と、言い聞かしてみる。

先週末、牧丘でこんな愉快な人達と一緒に過ごすことができた
リンゴ畑で見つけてきた虫を炒ってる
5人分あったけど自分は食べられなかった
毎回誰かがご飯を作ってくた。白米うまかったー。

ありがとう

一人じゃ無理でも家族とやれば大丈夫
そんなサインがあった

突然虹が出た

2009/01/20

奇跡のリンゴ

奇跡のリンゴ「絶対不可能」を覆した農家 木村明則の記録

友人のお勧めでこの本を読んだ。(則夫さんありがとうです。)

地球への配慮とは、こういうことか。
自分に木村氏が感じていることを同じように感じられてといえば
全然感じられてないと思う。
いろんなものがへばりついていて
そんなに自然体ではないからだと思う。

でも、それが「地球への配慮」という言葉で
定義されているものと同じものだと思った。

青森のリンゴ農園
無農薬でリンゴを育てている

でも本当は
育てているんでなくて、
無農薬ということでもなくて、

その農園の命を大事にしている。
手助けをしているだけ。

作業は冬の剪定、秋の草かり1回だけ
20年かけてそぎ落とした。

青森に行って見てみたい。

2009/01/19

まて!

なんかゴミのことを考えたら、塞がってしまった。
しかも右手の指先を怪我・・・加えて左手の親指の先にとげ。
散々だ ピラカンを嫌いになりました。

もうすぐクビになるのを、いつかいつかと待ち望んでいる
走り出すととまるのが大変だ。
まだ足枷がついている。焦ると怪我に繋がる。くわばらくわばら。

ゆっくり行きたい。

それにしても最後に選んだ会社でリストラの対象になるなんてむちゃくちゃラッキーだ。
退職日が2末。2月中は数日出勤すればOK。失業保険も翌月から受給。

ありがとうございまーす。

いろいろ後押しされている感じがする
勤続1年。いい友達が引き入れてくれた。彼女はニューヨークに学びにいく。

金融業界は冷え切ってる。誰も、底が見えていない。
膨らんだ欲の落とし穴の深さはとても深く感じる。
他にやりたいことがある奴は外に出る。いいチャンスだと思う。

今日から歯医者に通い始めた。
ちょっと出遅れた感があるけど、できることはできるうちに。
週末の合宿が楽しみ(^^)

ごみ発掘

でた!

借り受ける前の住人が捨てたごみ。
一人では手に余る広さを開墾した中年男性とその老母が暮らしていた。


何年分あるんだろう?ビニール袋にオムツやら、飴の袋やら・・。
ゴミ袋に土をかけ、その上にまたゴミ袋を捨て、土とゴミが幾層にも重なり合っている。2メートル四方くらいに広がり、高さは膝丈くらいまでこんもり。それ以外にも、ありとあらゆる場所にビニールやらワンカップの蓋やら・・。わんさか出てきた。

庭の一角を掃除したら、これ。
他にもまだまだビニールが落ちている。堆肥集めと思っても
何かしら分解しないものが混入してしまう。

へこむ。同時に怒りがわいてくる。
なぜ?こうなってしまったのだろう?
でも、前の住人を責める気にはなれない。

化学薬品からできる製品が出始めてから、
その後始末なんてことは誰も考えもしなかったんだろう。
実際ビーニル袋は本当に分解しない。

オーナー一族の昔のアルバムには、美しい敷地の写真が並ぶ。
そして、なぜ?ゴミにあふれる敷地になってしまったのか、その背景を想う。

一族の若い衆はみな都会にでて、人が寄り付かなくなった。
老婆が一人残されて、とたんに生活は回らなくなる。
それでも使うに便利な製品が持ち込まれ、ゴミは建物の外に放り出された。
目隠しに土がかけられた。その土地は心理的にすでに放棄されていた。

この家族にどんな不幸があったかはわからない。
でも、その不幸の残骸が今の状態なんだと思う。

きっとこんなことは他のあちこちで行われているんだろう。心が痛い。
同時にきちんと分別してゴミを出したとしても、
どこかで放棄されていると思うと、持ち込むこと自体拒絶したい。
エゴで成り立つ市場経済の影、心と土が離れてしまった不幸の結果がここにある。

さっさと片付けよう。

2009/01/16

ブドウ栽培事始


ようやく葡萄たちの根を落ち着かせることができた。
植原葡萄研究所から購入したウイルスフリーの葡萄の苗。全部で6種類。3月の中旬までは休眠期なので、特に何の世話も必要としないけど、今の時期は乾燥と防寒が大事。

購入して届いたばかりの時は、濡れた新聞紙に根が包まれていたものの、土片のひとつもない丸出しの状態だった。これで本当にいいのか?と思いつつ、文献を調べるとこんな感じなもんらしい。

仮植したのは、石垣の手前。南西に向いた石垣が太陽の熱を吸収していい蓄熱体になってくれるハズ。乾燥を防ぐために近くにあったオカ菜をマルチにした。これで大丈夫かな?とりあえず後からトラックできるようにラベルをつけたままにしてみた。





ラベル達も保護したいので、わらを2束ほどばさっと乗っけておいた。コートの代わり。
今年は大き目の鉢植えにしようと思う。成長の過程を確認しておきたい。4年くらいは収穫は期待できないから、来年にはきちんと庭に植えて大きく育てたいな。