年末年始は牧丘を離れ相方の実家を拠点に寝正月。
子供ができてからというもの年始めの親族への顔見せは自分の根っこを知る大事なイベント。
寝正月といっても3時間おきの双子の腹時計に従って、夫婦で目を擦りながら腕に抱きつつ授乳をしている。どうも小さいながらも寝入るのをちゃんと見ているようで、床についてから30分もしないうちに一回目の催促が始まる。23時、2時、5時。夜の目覚ましは当然日中の眠気を誘う。今は大体3時間間隔。間隔は赤子のお腹のキャパ。大きくなればその分間隔が長くなる。だから、早く大きくなってくれと思いつつもあまり早く大きくなってくれるな、と身勝手な思いがよぎる。
双子にはそれぞれ個性がある。なき方も声も違うから聞き分けることができる。弦は手足が分厚く、首をしきりに動かしている。そして力が強い。顔はなんとなく相方似で、手足が自分に似ている。歌は逆に指が細く、顔つきもやわらかい。体重も軽い。オムツを替える回数も違う。哺乳瓶の吸い口の好み、表情もそれぞれ。どれも個性だ。
鼓はなかなか複雑な心境らしい。双子も大好きだ。でも双子の方が大事にされている。親には見せないようにストレスを人に出す時があるようでとても切なくなる。たまには思いっきり甘えられる時間があるといいのだろうか。確かに赤子に目が行きがちなんだけど、双子が生まれてからの鼓は成長を加速させている。この前、責任という言葉の説明を求められた。
そんな家族との年末年始。とても楽しい。
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