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2010/01/28

双子とジレンマ


そろそろ生後2ヶ月。二人とも随分太くなった。
赤子二人の育児には目が回る。赤子が一人いただけでも大変だが、二人は倍以上に大変だ。
世のすべての双子の親に「お疲れ様」と言いたいところだ。

赤子は定期的な授乳とだっこを要求する。

両方同時に泣けば、当然一人では対応しきれない。どっちかを先にしても、一人が火がついたように泣いてしまえば、もう片方もそんなに落ち着けない。だから二人の手が必要になる。夜中も昼間も二人の世話をしていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。他の仕事が進められない。両方だっこすればとも思うが、寝るほどには満足しないのだ。赤子には一人につき一人の大人が必要のようだ。相方が世話をしている時は自分は家事仕事。一日の炊事洗濯なんかは、相方の入院中からやってたから特段問題はない。相方は夜中も赤子の世話をしているからまず寝る時間が必要だったりする。自分は日中できる範囲で赤子の世話をする。

このできる範囲っていうのがクセモノだ。やろうと思えばずっーと赤子の世話をすることもできる。そうすればいいのだが、そうも出来ない事情もある。どちらにしても朝起きてから夜寝るまでナンかしら体を動かして働いている。家事以外の多くは林檎だったり葡萄だったり、あるいはマメノキ農園の畑作りだ。それらは今年と特に来年の食い扶持のための仕事なのだ。今、赤子の世話をするのは家族にとってもとてもいいことだし、自分ももっとやりたいけど、来年の準備をしておかないと来年働きに出なければならなくなる。それじゃ、子育ても関わり方は現状以下だ。

でも時々疲弊している相方をみると、今もっと関わるべきなのか?と思ったりする。働くとはいっても自宅で働いてるんだから幸せだと思う。なかなか難しい局面だが、今年はこんな感じで綱渡りなんだろう。楽しんでいこう。

写真は棟梁が製作中の風呂。下地貼りを手伝った。なかなか丁寧に作られている。

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