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2009/06/20

小梅の扱い方-今季の学び

牧丘の小梅の時期が終わった・・。
標高600メートルの当地では他の土地より始まりも終わりも遅い。

うちにあるのは甲州梅という種類。木の南側の実は大きく育ち、熟すのも早い。一番大きな実をつけるのは一番高く伸びた中心にある枝だ。梅雨入りと同じくして緑色だった小梅もオレンジがかって皮も柔らかくなり、香りが強くなってくる。熟してくるとそれまでなかった虫も活発に活動ようで、それが足の速さを促進させる。食べるとおいしいから当然だと思うけど。ヘタの周りから悪くなって実全体に波及する。近日収穫したものは3日としないうちにぐちゅぐちゅになる。最初は1~2割程度だった傷物も、もう5割弱くらいまで割合が高まり、商品としても価値はもうなくなってしまったようだ。

黒星病という黒い斑点が出る。人間には害はないようだ。最初は小さな点。次第に大きくなって、さらに時間がたつとそこから悪くなる。梅農家は春先に農薬をまいて防除しているらしい。来年は酢でも散布してみよう。

梅の収穫の方法はいろいろ試したが、枝を棒でたたいて果実を落とす方法が一番よいと思う。手もぎは丁寧で木の観察もよく出来るけどえらく時間がかかる。枝を剪定しながらの収穫は枝葉がたくさん出て始末に困る。叩き落すのが傷もつかず、時間もかからない方法だった。木の周りにシートを張って竹の棒で実の付いた枝を傷つけないように叩いていく。3回も叩けばほとんど落ちてしまう。今年は加工と収穫の段取りがうまくいかず収穫が間延びしてしまった。結果、足の速い果実を扱う羽目になった。一番いいのはこまごまと収穫するでなくまとめてドカッと収穫してしまうのがいい方法なのだと思う。

収穫後の扱いも手順がある。その後の加工の方法によっても違うけど、梅干や甘露煮のように出来上がりの姿を重要視する加工方法の場合、傷物を取り除く手間は省けない。特に梅干は追熟させるので傷物はかびてしまう。。一つ一つ手にとって目で確認する作業は、ゆっくりした時間を演出してくれる。梅を洗うのも囲うの直前だ。バケツに水を流しながら梅を入れると自然と枝葉が浮かんでくる。牧丘では誰かに差し上げる梅の場合には選果している。その人を思いながら選果するのはとても楽しい。

追熟させるときは出来るだけヘタを取ってはいけない。ヘタ取りは最後手順だ。早くヘタを取るとその部分が乾燥がすすんで種が顔を出してしまう。乾燥するとヘタが取れやすくなるので丁寧にあつかってやらないといけないようだ。

これからは大梅の収穫時期。残念ながら自家用分くらいの量しかないけど、卓球のボールより大きく太った梅を梅干と甘露煮にする。それもとても楽しみだ。是非食べに来てほしい。

2 コメント:

yurizo さんのコメント...

おかげさまで、かわいい梅たち、
酵素ジュースと梅干しに成長中です!!
こんな風に摘果してもらっていたんだね。
感謝感謝です。
来年は自分で収穫しに行って、
梅の木に囲まれながら仕込みたいな。

greenlifelabo さんのコメント...

yurizoさんに差し上げたときも足が速い感じだったんで心配してました・・。成長中なら良かったですね~。来年は是非揃っておいでませ~。

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